楽しかった秋の遠足

 2005年10月12日(水)、晴れわたった青空の下、今日は遠足です。気持ちいい風と太陽の日差しの中で、校長先生からお話をいただいて、子どもたちは元気よく出発しました。 

 目的地は「輪中の郷」(三重県桑名市)と「国営木曽三川公園」(岐阜県海津町)です。ちょうど社会の時間に、木曽三川分流工事や輪中の人々の暮らしなどについて学んでいる最中なので、社会見学も兼ねています。楽しみ、楽しみ!

 さてさて。バスの中でガイドさんからのクイズや、風船ゲームに熱中しているうちに、最初の目的地「輪中の郷」に到着しました。とても楽しかったのであっという間でした。
 「輪中の郷」では、館内の方に説明をしていただいて、とても詳しく学ぶことができました。また子どもたちは、中の展示物を興味深そうにながめていました。輪中の映画や伊勢湾台風の被害についても学ぶことができました。

 次は「国営木曽三川公園」です。晴れているので、展望台から見える景色が楽しみ!

 まずは「宝暦治水」と「ヨハネス・デレーケ」についての映画を見て学びました。とても分かりやすくまとめられていて、昔の人々の苦労や努力が分かりました。
 次に展望タワーに上って、地上55メートルから木曽三川をながめました。木曽川、長良川、揖斐川の流れを見ていると、とてもおだやかで、昔の洪水の様子を思い浮かべることができません。遠くには私たちの町の近くの138タワーも見ることができました。

 タワーを下りてから、お弁当を食べました。とてもいいお天気の中、外で食べるお弁当の味は格別です。みんなで食べたのでとてもおいしかったです。おやつも食べて大満足!
 少し休憩した後、母屋と水屋の見学です。係りの方のお話を聞きながら、実際に上げ舟を見たり、水屋の中に入ったりして、勉強になりました。
 最後は治水神社で、薩摩義士の像を見学しました。像に手を合わせて、昔の人たちに感謝の気持ちを表す子どももいました。

 今日は、とても勉強になった楽しい遠足になりました。今日の気持ちを忘れずに、昔の人々に感謝をして、これからも毎日を過ごしていきたいと思いました。