校長室から

5月30日(火)   
 昨日、2年生の「まち探検」が行われました。
 校外活動の安全確保のために、3人のキャッツハンドの方にご協力をいただきました。コース別の探検のため、それぞれのコースにお一人ずつ付いていただきました。交通安全、不審者対策・・・子どもたちの安全を確保するために、お世話になりました。
 終了後、校長室でキャッツハンドの方とお話しする機会を得ました。「先生方の日ごろの苦労がよく分かります。」「子どもって、なかなか集団では、きちんと歩けないものですねー。」など、直接関わっていただけたからこそ、のお声を聞かせていただきました。
 また、昨日は、ビオトープ管理士の川口先生による3年生の「トンボ教室」も行われました。自然を大切にすることの意味を熱く語っていただきました。川口先生には、6月12日のヤゴ救出にもご指導をいただくことになっています。
 今後も少しでも多くの方に、学校の中を見ていただくだけでなく、関わっていただきながら、子どもたちの成長をうながしていきたいと考えています。暑い中、ありがとうございました。

5月27日(土)   
 雨で1週間延期されていた一宮市小学校陸上選手権大会が、千秋の県営グラウンドで行われました。
 天候が危ぶまれましたが、雨に降られることもなく、涼しい中で開催できました。本校選手の中には、1週間延期されたために、地域スポーツの大会と重なったため、残念ながら参加できなかった児童も多数いました。少ない選手数でしたが、自己ベストをめざしてがんばりました。
 女子走り幅跳びでは、Mさんが、市内42校の中で、堂々1位の成績を収めました。おめでとう!表彰された時の笑顔が素敵でしたよ。ほかの子どもたちは、入賞はできませんでしたが、緊張の中で大舞台に立ったという経験は、何物にもかえられない一生の財産となるはずです。いい経験をしたね!
5月26日(金)   
 再延期していました春の遠足を、本日の午前中に、ようやく実施することができました。
 一時的に雨もぱらつきましたが、濡れるほどではありませんでした。1〜4年生とひまわり学級は「大野極楽寺公園」、5年生は川島の「くすり博物館」、6年生は川島の「岐阜県防災センター」へ出かけました。それぞれの場所を私も車で回ってみました。
 「大野極楽寺公園」では、4年生の鬼ごっこに付き合い、息を切らせてしまいました。子どもたちの元気さに圧倒されました。「くすり博物館」では、子どもたちは礼儀正しく見学し、あいさつもしっかりできたので、館員の方からおほめの言葉をいただきました。「岐阜県防災センター」では、地震のシミュレーション体験し、地震への備えへの大切さを学びました。ここでも、子どもたちの態度をほめていただきました。少々、距離的に遠かったのですが、さすが6年生。元気に歩き切りました。
5月25日(木)   
 久しぶりの五月晴れ。爽やかな風も吹き、とても気持ちのよい日です。
 登校するや否や、1年生の子どもたちは、各自で育てている鉢植えのアサガオに水をやっています。一つの鉢に5つずつ種を蒔きましたが、二葉が大きく育ってきています。「おはよう!大きくなってね!」と声をかけながらの水やりです。「生き物(動植物)に声をかけて育てる」ことを、集会の時に話したことがありますが、子どもたちは実践してくれています。
 効果は・・・・・確かにあります!アサガオにとっても子どもたちにとっても。
5月23日(火)A   
 校長室には、ワンガリ・マータイさんの著書『もったいない』が置いてあります。時々、「読みたいので貸してください。」といって借りていく児童がいます。(ちなみに、昨年度は、ロン・クラークさんの著書『みんなのためのルールブック』でした。)
 今日は、6年生の女の子が「校長先生に、これを読んでほしいと思って持ってきました。」といって、1冊の本を手渡されました。以前『もったいない』を借りたので、そのお返しだそうです。その本は、相田みつをさんの著書
『にんげんだもの』でした。相田さんの本は私も大ファンです。詩も好きですし、何と言っても独特の字体の書が素敵です。
 本を読み進めながら、貸してくれた女の子が、本の中のどの詩に心を動かされたのか、返す時に尋ねてみたくなりました。そこからいろんなお話ができそうな気がします・・・・。
5月23日(火) @   
 このたび、本校に「子どもキャッツハンドが誕生しました。
 これは、すでに活動している本校の保護者を中心に組織された「キャッツハンド」にならい、子どもたちが組織するボランティアグループです。さっそく、今週から始まった浅井小中学校四校連携の「あいさつ運動」に、「子どもキャッツハンド」が取り組んでいます。ボランティア登録した1年生から6年生までのたくさんの「子猫の手」を借りて、爽やかなあいさつが飛び交う浅井北小にと、大いに期待しています。

5月19日(金)
 このところ毎週、図工の時間になると6年1組の3人の児童が校長室にやって来て、写生に取り組んでいます。
 3人は、校長室の内部の様子や校長室の窓から眺める景色を、それはそれは熱心に描いています。ようやく下絵が完成し、色塗りを始めたところです。私も3人に見習い、小さなスケッチブックを取り出して、2枚ほど小作品を描いてみました。思えば、こんなにじっくり学校の南の風景を眺めたことはありませんでした。
 3人の絵が素敵に完成するのが楽しみです。

5月17日(水)
 先日この欄で紹介しましたホタルに関わりのある愛知県内の小学校が、本校を含めて3校でHP上の交流を始めました。
 本校(ヘイケボタル)、名古屋市立正色小学校(ヒメボタル)岡崎市立鳥川小学校(ゲンジボタル)です。それぞれの学校が、ちがう種類のホタルに関わっています。いろいろな情報交換ができるといいなと思います。間もなく、ホタルが光を放つ季節です。ぜひ、他校のHPにアクセスしてみてください。
5月16日(火)
 雨の降る今朝、いつものように正門に立っていると、お母さんの自動車で送られてきた1年生の子が泣きながら登校してきました。事情を聞くと、登校途中に転んで、少しお尻が痛いのだそうです。また、転んだ拍子にズボンが濡れてしまったということです。お母さんのお話では、6年生の副班長さんが、1年生の子は着替えが必要と判断し、機転を利かせて、自宅まで送り返してくれたということです。そして、急いでズボンをはきかえ、お母さんに送ってもらったそうです。
 他の同じ班の子は、班長さんに連れられてすでに登校していました。いつもよりメンバーが足りないので、私は班長さんに事情を聞き、今朝のできごとや副班長さんが遅れてくることを知っていました。
 ずいぶんたってから、一人、急ぎ足でやってきた副班長さん。爽やかな風となって登校してきた副班長さん、ありがとう!
5月13日(土)
 12日、愛知県小中学校長総会が愛知県芸術文化大ホールで行われ、出席しました。
 総会後、県下各地の校長先生方と懇談する機会がありました。席上、本校のホタル飼育の話をしましたところ、いくつかの学校がホタルに関わっていることが分かりました。本校ではヘイケボタル、三河の学校ではゲンジボタル、名古屋の学校ではヒメボタル・・・・いくつかの学校でホタルを通して環境教育が行われていることを知りました。それらの校長先生と、「ホタル・ネットワーク」ができるといいな、という話になりました。
 ホームページ上でホタルを通した交流(ホタル・リンク)が進むといいなあ、と思っています。
5月11日(木) 
 ある保護者の方が、こんな話をされたことを伝え聞きました。
 「遠足の再延期の連絡が来なかった。」「てっきりメール配信されるものと思っていた。」・・・・・当日の朝、ヤキモキするよりは、早目に延期決定し、お伝えしたいと考え、前日に中止決定のプリントを子どもたち(長子のみ)を通じて保護者の方々にお渡ししたはずでした。しかし、どうやら、プリントを手渡していなかったのか、資源節約のための両面プリント(遠足延期案内と資源回収案内)がアダとなったのか、保護者の方の目に触れることなく、当日の朝を迎えたようです。
 常日ごろ、いろいろなプリント類が、子どもたちを通して配布されていますが、このお話のようなことが他にも起きているのでは?と心配になりました。
 家庭でできること、学校でできること・・・両面で考えていきたいと思います。
5月10日(水) 
 あ〜あ。子どもたちのため息が聞こえてきそうなこのところの天候です。
 延期した遠足は、またしても延期となってしまいました。自称、「晴れ男」の私としては、何とも申し訳ない気持ちでいっぱいです。再延期日の26日(金)こそ、気持ちのよい天気にしたいと思っています。
 お昼は給食がカットされていたので、子どもたちはお弁当(保護者の方々には、ご迷惑をおかけしましたが、子どもたちはとっても喜んでいました。ありがとうございました)でした。子どもたちは、遠足には行けませんでしたが、いつもの給食より、ゆったりと時間をかけて味わう、真心のこもったお弁当。また、教室やふれあい広場で、友達や先生との会話を楽しみながらのお弁当タイム。
 こんな経験も、大切にしたいと思います。
5月 7日(日)   
 連休最後の日。浅井町連区の児童福祉大会が浅井中小学校で行われました。雨天のため、会場は屋内運動場でした。
 朝、受付に行くと、本校の女子児童2名が「受付係」をしてくれていました。言葉遣いも適切で、控え室の案内も分かりやすかったです。開会式が始まると、「開式の言葉」は本校の男子児童、「親子宣言」も本校の男子児童とそのお母さんでした。浅井南・浅井中・浅井北の3校の子どもたちが集うこの大会で、本校の子どもたちが重要な役割を引き受け、それを堂々とこなしている姿を、私は大変うれしく眺めていました。また、地域の中で活躍の場があることのすばらしさを改めて感じました。
 各子ども会の選手が、かけ声に合わせながら長縄跳びに挑戦。どの子ども会も、初めは調子を合わせるのに苦労していましたが、だんだん慣れていきました。連休最後の日を、地域全体で楽しめました。 関係の方々に、心よりお礼申し上げます。 
5月 4日(木)  
 みなさん、連休は楽しくお過ごしでしょうか?
 私は、久しぶりに我が家の庭の草取りをしました。このところ、手入れをしていなかったので、草が生え放題。土入れ、植栽、管理・・・狭い庭ですが、すべてが手作りの庭。それだけに愛着があるのですが、なかなか毎日の手入れまではできない常日頃。一本一本、ていねいに草を抜きましたが、深く張った根は、想像以上に手強い相手です。きれいになった庭を眺めると、今が見頃のハナミズキが、色鮮やかにその存在をアピールしていました。
 何事も同じですね。「やれることをやれるときに地道にやることの大切さ」と「個々の存在を際立たせるための環境整備の大切さ」。
5月 2日(火)
 午後からの天候回復は分かっていましたが、朝の段階で愛知県・岐阜県下に「雷注意報」が発令されており、激しい雨も降りましたので、残念ながら遠足は、10日へ延期決定しました。
 この延期決定連絡を、各家庭ではどのように受けられたでしょうか?学校からは、@まず午前7時前に携帯電話への一斉配信メールシステムを使って送信しました。続いて、Aホームページ上にお知らせを載せました。同時に、B緊急電話連絡網を使って、通学団の団長・班長さんのお宅へかけ回し連絡をしました。
 今回、@〜Bの方法を使いましたが、やはり、情報の即時性・正確性は、@が格段に優れています。今後、一斉配信システムへの登録家庭が増えれば、やがてはBの方法は必要性が低くなると思います。ぜひ、できる限り多くのご家庭に、システムへの登録をしていただくことをお願いいたします。
5月 1日(月)  
 月が変わって5月。若葉・青葉が目にまぶしいこの頃です。
 明日は遠足。そして、3日〜7日までの5日間の連休。子どもたちは、この時間をどう過ごすのでしょうか?近くのタワーパーク138では、さまざまな催しが開かれます。ご家族で参加されてはいかがでしょうか。また、子どもたちが所属するスポーツ団体の大会や試合があれば、大いに声援を送ってやってください。さらに、ご家族でどこかに日帰りや泊りがけで旅行されるのもよいでしょう。菜園や花壇のお手入れも格好の季節です。子どもたちに、ぜひお手伝いもさせてやってください。いろいろな体験を通して、有意義な連休を過ごしてほしいと思います。
 逆に、「ゴールデンウィークは、特別に何をすることもなく、静かに骨休め」、というのもいいかも知れません。私は、一昨日、書店で目に留まった本を何冊か買い込みました。土・日でまず1冊読破しました。5連休中に何冊読めるか分かりませんが、挑戦です。

平成18年5月