校長室から
                              8月31日(木)【長い夏休みの終わりに】
 とうとう夏休み最終日となりました。
 明日は、子どもたちの声が学校中に響き渡ると思うと、何だかワクワクしてきます。どんな夏休みを過ごしたか、私や担任の先生にぜひ聞かせてください。きっと、話したいことがいっぱいあるのに違いありません。
 明日の朝も、正門でみんなが元気に登校してくれるの待ってます!素敵な笑顔と、さわやかなあいさつで2学期を始めましょう!
                              8月29日(火)【ハチドリのひとしずく】
 先日、NHKニュース番組の特集で、『ハチドリのひとしずく』という本の紹介がありました。
 さっそく本屋さんに行きましたが、在庫切れ。名古屋の大きな書店も回りましたが、どこも在庫切れ。仕方なく、住まいの近くの本屋さんに注文しました。しかし、本屋さんの話では、現在、注文が殺到中だそうで、出版社もこれから増刷するとのこと。さすがマスコミの威力。私と同じように、テレビで刺激を受けて、さっそく読んでみたいと思った人が多いのです。

 
さて、どんなお話か……。注文した本が届き(9月中旬まで待たなければなりませんが)、じっくり読んでから、私なりの解釈をした上でみなさんのご紹介します。(興味のある方はこちら。)
                              8月28日(月)【耐震補強工事進む】
 夏休み前から始まった南館の耐震補強工事が進んでいます。
 今日は朝から生コン車が入り、補強部分の基礎にコンクリート打ちが始まりました。先週までは、ハツリ工事が中心でしたが、補強部分の鉄筋入れ、生コン打ちへと工事も順調に進んでいます。10月の完成に向けて、工事の無事を祈ります。
 運動会の練習中は、運動場に張り出した工事フェンスのために、いろいろ制限を受けますが、運動会本番には、工事フェンスが取り払えるように工事を進めていただけるとお聞きました。
                              8月26日(土)【小学校合唱祭】
 一宮市民会館を会場に、第6回一宮市小学校合唱祭が行われました。
 本校も8名の児童が、浅井南小・浅井中小との三校合同で参加しました。学校紹介に続いて、「なぎさ道」・「火の山の子守歌」・「流れゆく雲を見つめて」の三曲を熱唱しました。子どもたちは、素晴らしいステージに緊張しましたが、歌い始めれば肩の力も抜け、日ごろの練習の成果を存分に発揮しました。そして、この大舞台に立てたことは、きっと生涯の思い出となることでしょう。
 これまで、練習でお世話になった保護者のSさん、指導をいただいた本校・浅井南・浅井中小の先生方、ありがとうございました。
                              8月24日(木)【2学期の準備A】
 夏休み期間中、職員作業の一つとして、校舎内の壁のペンキ塗りを進めてきました。
 教室前廊下の壁が、ずいぶん汚れが目立つようになり、どこか暗い雰囲気が漂い、気になっていました。そこで、この夏休みに少しずつ塗り替え作業をしてきました。明るいクリーム色に塗りかえられた壁は、見違えるようになり、明るい雰囲気に変わりました。各教室の前は、すでに学級担任の先生方によって塗り替えが終わっていましたが、今日は、最後に私も含めた職員室グループの先生の出番でした。トイレ前の壁や塗り残しに挑戦。ローラーや刷毛を使って、ていねいに仕上げました。とは言っても、そこは素人ばかり。はみ出しがあったり、廊下に点々とペンキが飛び散ったりしましたが、まあ、これも愛嬌!

 2学期の準備は着々と進んでいます。子どもたちも、宿題の仕上げにがんばっているかな?
                              8月23日(水)【2学期の準備】
 昨夜の激しい雷と集中豪雨にはびっくりしました。
 いよいよ夏休みも残り少なくなりましたが、今週は、先生方も2学期のスタートに備えて忙しい日々を送っています。それぞれの先生が参加した研修会の報告会、子どもたちの聞く力や話す力を伸ばすための研修会、子どもたちに分かりやすい授業を考えるシミュレーション授業……。どの先生方も、夏休み中に一段とたくましく成長した子どもたちを、9月1日に元気に迎えるための準備を進めています!
                              8月22日(火)【高校野球決勝戦再試合】
 昨日の夏の高校野球決勝戦再試合。ついに決着がつきました。4対3、早稲田実業が優勝しました。
 私は、残念ながら生放送は見ることができませんでしたが、夜のニュース番組を食い入るように見ました。駒大苫小牧と早稲田実業の両校が、最後の最後まで「全力を尽くした試合」でした。多くの人々が球児の一挙手一投足に感動を覚え、激戦であると同時に、「優勝と準優勝の差はない」という一種のさわやかさを感じる試合でした。
 日本人好み、と言ってしまえばそれまでですが、
彼らが、ただひたすらにボールを投げ、打ち、追いかける純真さが心を打ちます。高校野球をことさらに美化するつもりはありません。しかし、ゲームセットの瞬間、負けて初めて微笑んだ田中投手と勝って涙の斉藤投手。それぞれが、無心に投げている時とはまったく違う表情を見せてくれました。そこに言葉以上のものを感じたのは確かです。
                               8月21日(月)【残り少ない夏休み】
 今日は全校出校日。さらに日焼けした子どもたちが登校してきました。やはり、学校は子どもたちの声や笑顔が一番似合う。
 長い長いと思っていた夏休みも残り4分の1。今朝の集会で、私から子どもたちに出した夏休みの宿題がやれているかどうかを尋ねました。「家のお手伝い」です。ほとんどの子が元気よく手をあげてくれました。残り10日ほどを有意義に過ごすとともに、そろそろ2学期の準備が必要な時期となりました。一日一日を大切に!
 昨日の夏の高校野球決勝戦。駒大苫小牧の田中投手と早稲田実業の斉藤投手の息詰まる投げ合い。結果は引き分け再試合。ご覧になられた方も多いと思います。目の前の打者一人一人に集中して投げ続ける両投手。2人から、そして両チームから学ぶことはたくさんありますね。
                              8月20日(日)【たまにはライブを聴きに】
 ちょっと私の趣味の話になりますが・・・。
 昨日19日(土)の夕方、一宮尾西市民会館で行われたジャズピアニスト「松永貴志コンサートを聴きに行きました。
 彼はまだ20歳ですが、17歳のCDデビュー当時から、私は彼の才能に計り知れないものを感じていました。彼の生演奏を聴くのは、これが3回目。まさか尾西市民会館で聴けるとは思いもよりませんでした。チケットを早めに入手し、当日を心待ちにしていました。
 さて、市民会館は空席が目立ち、私は彼に申し訳ない気持ちでいっぱいでした(名古屋の会場なら満席間違いないのに・・・・)。すべての時間、期待を裏切らない演奏を聴かせてくれました。鍵盤を通して、彼の才能がほとばしる・・・まさにそんな印象でした。旋律のすばらしさ、演奏のテクニックなど、とても20歳とは思えません。どこまで才能を開花させるのか、今後さらに期待できる逸材です。
 コンサート終了後のサイン会で、「ますます凄みが増しましたね!」と声をかけると、立ち上がって握手してくれた彼の手は、演奏の激しさからは想像できないほど優しかった。しばらく、彼の演奏の余韻を楽しめそうです。
                              8月17日(木)【元気ですか?】
 お盆を過ぎ、夏休みもいよいよ終盤になってきました。各地の海や川では、悲しい水の事故も起きていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。帰省先で、久しぶりに親戚が顔を合わせて会食したり、楽しい会話に花を咲かせたりされた方も多いと思います。
 さて、残り少なくなってきた夏休み。生活のリズムを崩さないように気をつけ、子どもたちが9月からの2学期の生活が順調にスタートできるようにしてほしいものです。!生活リズムの基本は、
「早寝・早起き・朝ごはん」です。ぜひ心がけてください。
                              8月10日(木)【野外教育活動第3日目】
 いよいよ最終日となりました。
 昨夜は雨がぱらついていましたが、朝は今日もさわやかな晴れ。すがすがしい空気を吸いながら、眠い目をこすりながらの朝の集い。みんなの声に誘われて、カラスの鳴き声。全員で「カーカー!」と声を上げると、カラスの声が返ってきました。
 朝食をすませると、3日間お世話になったセンターの各所を、隅々まで清掃。「立つ鳥あとを濁さず」。ピッカピカにしました。清掃後は、センター敷地内の小川に入り、水遊び。プールでは味わえないこの快感!木陰は本当に涼しく、今頃は一宮は30何度を越えているのだろうな、と考えると、帰るのがもったいない気持ちになりました。
 退所式では、お世話になったセンターの方々、キャンプカウンセラーの方々に感謝を込めて、「ありがとうございました!」と大きな声で言えました。
 帰路のトイレ休憩で立ち寄った上郷サービスエリアの蒸し暑さは異常に思えるほどでした。
 3日間、大きなけがや事故もなく、また病人が出ることもなく無事過ごし、元気に戻ってくることができました。保護者の皆様、ご支援ご協力、そしてご声援、ありがとうございました。子どもたちは、大きく成長してきました。これを是非2学期につなげたいと思っています。
                              8月 9日(水)【野外教育活動第2日目】

 台風7号も心配されたコースをはずれ、びっくりするようなお天気に恵まれました。
 朝はさわやかな晴れ。朝食後は野外に出てゲーム大会。レク係が大活躍してくれ、大いに盛り上がりました。続いて、オリエンテーリング。巴山へのハイキングコースは、昨夜の降雨で道がぬかるんでいたため、愛知県野外教育センターの敷地内で実施しました。チェックポイントを回りながら、各班とも協力してゴールをめざしました。
 昼食後は、いよいよ飯ごう炊飯。慣れないカマドを使ってのカレー作り。なかなか火がうまく回らず、煙い!煙い!の連続。でも、どの班も、大きな失敗もなく、見事ご飯とカレーを作り終えました。心に染み渡る「おいしい!」夕食でした。ごちそうさま!
 夜はきもだめし。野外で実施しようと準備を始めたところに雷鳴!急遽、室内に場所を変更して実施しました。ここでも、きもだめしの係が大活躍。「キャー、ギャー・・・・」悲鳴が館内にとどろきました。中には泣き出す子も・・・・。でも、素敵な思い出作りができました。
 さあ、明日は最終日。元気に学校に戻ります!保護者の皆さま、「みやげ話」をたくさん持ち帰りますので、聞いてやってください!

                              8月 8日(火)【野外教育活動第1日目】

 台風7号の進路が気になりつつ出発しました。
 こちらはさほどの雨も降らず、夜まで持ちましたが、午後9時現在、小雨が降っています。
 飯ごう炊飯は、天候が心配で、急遽、食堂にお願いして夕食を作っていただきました。キャンプファイヤーは、雨天ファイヤー場で実施しました。みんなノリノリのファイヤーとなりました。
 けが人や病人もなく、順調な第1日目を過ごせました。保護者の皆さま、ご心配なく!

                              8月 7日(月)A【ミニバスケットボール大会】
 5日(土)・6日(日)の両日、市内小学生のミニバスケットボール大会が産業体育館で行われ、本校のミニバスケットボール部も参加しました。
 5日の予選リーグは1勝1分けで2位。6日は予選2位リーグで2戦2敗という結果でした。2日間の大会で4戦しましたが、勝っても負けても収穫の多い大会となりました。秋の選手権大会に向けて、それぞれの個人の力と、チームとしての力をはかるには絶好の機会でした。「やってみて初めて分かる」ことは多いものです。ドリブル、パス、シュート・・・ディフェンスからオフェンスへ、オフェンスからディフェンスへの切り替え・・・プレスのかけ方とプレスの破り方・・・子どもたちは、公式試合をやってみて初めて気づいたことがたくさんあります。秋の大会に向けての課題をしっかり見極め、個々とチームの目標を持って今後の練習に励んでほしいと思います。
 猛暑の2日間にわたって、選手の輸送、応援等で大勢の保護者の方々のお力をお借りしました。大変ありがとうございました。今後も、子どもたちへの声援をよろしくお願いいたします。
                              8月 7日(月)@【夏祭り】
 先日5日の土曜日は、校区の各所で夏祭りが行われていました。
 私は平山地区、河田地区の盆踊りと黒岩地区の川祭りにお邪魔しました。
 盆踊りで和太鼓をたたいていたのは、本校の児童や卒業生達でした。バチさばきもなかなかで、踊りのリズムをしっかりと刻んでいました。地域の中で、子どもたちが輝く場を提供していただける。本当にありがたいことだと思いました。河田地区で見かけた1,2歳の男の子。リズムに合わせて跳んだりはねたりしていましたが、ちゃんと音の強弱をつかんでいるのには驚きました。きっと将来、祭りを支える若者に成長することでしょう。
 黒岩の川祭りは、市内でも有名です。山車に、月の数と日の数を表す提灯がつけられ、そのほのかな明かりが何ともいえない祭り情緒を演出します。山車の曳き回しが始まると、祭りは最高潮に達します。この祭りにも、地域の子どもたちが太鼓をたたくなど、ちゃんと出番があります。
 夏祭りは、地域コミュニケーションの重要な柱。改めて強く感じる一夜でした。
                              8月 4日(金)【安全・安心の夏休みを】
 今日は出校日。久々に、真っ黒に日焼けした子どもたちの姿が学校に戻ってきました。
 夏休みも3分の1が過ぎました。安全に気をつけ、有意義な過ごし方を、残り3分の2の生活にも心がけてほしいと思います。
 残念なことに、夏休みに入ってから、連続して一宮市内の小中学生が交通事故に遭い、大きなケガをしています。その原因は、
「交差点や道路への飛び出し」です。道路の横断は、「信号機や横断歩道のあるところ」を「左右の確認」をしっかりすることが大切。「車は急に止まれない」ことを、しっかり認識しておくことが重要です。また、自転車に乗る時は、「ヘルメットの着用」を忘れずに。『自分の身は自分で守る』という気持ちを今一度、新たにしてほしいものです。
 外出の機会が増える夏休み。保護者のみなさまも、充実した夏休みを継続するためにも、今一度、子どもたちに対して強く注意を促してください。
                              8月 2日(水)【水泳選手権大会】
 一宮市小学校水泳選手権大会が尾西プールで開催されました。昨年までは、県営一宮総合運動場のプールで行われていましたが、今回から会場が変更されました。
 本校からは、2名の選手が出場しました。標準参加記録の関係で、少ないエントリー数となり、少々寂しい感じもしましたが、隣の控え席の北方小学校の選手のみなさんが応援に力を貸してくれ、思わぬ交流ができました。
 2人の選手は、慣れないプールに戸惑いながらも、それぞれ練習中の自己記録を更新することができました。大勢の観衆、並みいる強豪選手、スタート台の緊張感・・・そんな中での泳ぎは、きっと一生の思い出になるはずです。そこに参加の意義があるのです。2人に大きな拍手を送ります!
                              8月 1(火)【講演会より】
 8月に入りました。42日間の夏休みも、すでに11日間過ぎました。みなさん、きまり正しい生活に心がけていますか?
 さて、私は昨日、ある研修会に参加して、感動的な講演を聴かせていただく機会を得ました。
 ホテルアソシア名古屋ターミナルホテル総支配人・柴田秋雄さんの講演でした。ホテルの激戦区、名古屋駅周辺でのホテル経営の厳しさ。柴田さんは、ホテルが苦しい赤字経営に陥った時、それをどう建て直し、現在、稼働率で日本1,2を争う経営にまで至ったかを、熱く、熱く語られました。私は、どんどん柴田ワールドに引き込まれ、あっという間に講演が終了したという実感でした。
 そのお話の中で特に私の印象に残ったのは、「能力が100の人間が−10のやる気で仕事をした時の結果は、掛け算して−1000。能力50の人間が+10のやる気で仕事をすれば、結果は500。うちのホテルは、後者です。」とおっしゃられた部分。「力が足りなくても、やる気を持って立ち向かう。誠心誠意、仕事にぶつかる。」それだけで、業績が黒字転換したそうです。そんな従業員のみなさんの姿勢に、謙虚に頭を下げられる柴田さんだからこそなしえた経営再建。私の好きなTV番組の「プロフェッショナル」に通ずるお話でした。
 感動に胸を熱くしながらの帰路でした。示唆に富んだお話、ありがとうございました。

平成18年8月