平成20年度 学校運営協議会について 
 
1 設置の目的
  小学校と中学校の連携と地域の住民及び保護者等の学校運営への参画等を進めることにより、学校間、学校と地域の住民及び保護者との相互の信頼関係を深め、地域及び学校がその教育力を相互に高め、丹陽町の子どもたちの豊かな学びと育ちの創造をめざすことを目的とする。
 
2 めざす子ども像(案)
郷土とともに生きる子
自分を大切にする子(A) 人を大切にする子(B)  郷土を大切にする子(C)
 
丹 陽 中
自ら学び、深く考え、行動する生徒(A) 礼儀正しく、思いやりのある生徒(B)心身を鍛え、生命を大切にする生徒(C)
 
丹 陽 小 丹 陽 西 小 丹 陽 南 小
よく考え行動する子(A)
思いやりのある子(B)
丈夫でたくましい子(C)



 
さわやかな心を持ち(B)
すこやかな体で(C)
すずやかに学ぶ(A)



 
よく考え進んで勉強する子(A)
きまり正しく思いやりの
ある子(B)
たくましくねばりのある子(C)
 
 
 
 
3 組織について
(1) 学校運営協議会委員について
小中問わず、地域代表4、保護者代表4、学校代表4の合計12名とする。
   ・小学校の地域代表には、必ず、連区長または副連区長を入れる。
 
(2) 小中連携を考えた全体会の設置について
   ・各学校の運営協議会はそれぞれが独立して、それぞれの学校の教育活動の充実をめざす。
    しかし、どの小学校も丹陽中学校に入学することをふまえ、小中連携・小学校間連携・地域と
    の連携を考えた教育活動が不可欠である。したがって、連絡調整のための全体会を設けると
    ともに、学校を横断した委員で構成する領域別部会を設けて、具体的な活動について検討を
    する。
全体会  地域代表・各学校・各代表との連絡・調整
 
学習部会 生活部会 行事・連携部会 調査・広報部会
 
 
 
丹陽小学校運営協議会 丹陽西小学校運営協議会 丹陽南小学校運営協議会 丹陽中学校運営協議会
 
 
・全体会は、各学校の運営協議会委員(12名×4校)と全体会委員(7名)で構成する。
  ・全体会の内容は、各学校部会・領域部会からの連絡・報告・依頼を中心にし、小中連携、地域連
  携のための調整を主に行う。
   ※全体会委員 謝金は別枠
@ 前丹陽生涯教育振興会長  A 丹陽生涯教育振興会長
B 丹陽公民館長          C 同窓会長
D 児童民生協議会長       E 丹陽地区商工発展会長
F 老人会会長   
 
4 実践内容を検討する領域部会について
 ・領域部会は、各学校の運営協議会委員(12名×4校)で構成する。
 ・H20年度は、「学習」「生活」「行事・連携」「調査・広報」部会の4部会を設ける。しかし、部会の進行状況に応じて部会の統合等も検討していく。
 ・部会には、各学校の校長・教頭・教務・校務が分かれて入る。
 
5 委員の構成について(案)   各小中学校 地域4、保護者4、学校4 12名 
  丹陽中 丹陽小 丹陽西小 丹陽南小



 
学習    地・P長・頭 地・P副・長 地・P副・校 地・母代・教
生活    地・母代・教 連区・P長・頭 地・P副・長 地・P副・校
行事・連携 地・P副・校 地・母代・教 連区・P長・頭 地・P副・長
調査・広報 地・P副・長 地・P副・校 地・母代・教 連区・P長・頭
 
6 各部会の内容について (平成19年度末での案)
【学習】
@現状把握
・授業態度、家庭学習の状況、基礎学力等
A丹陽の子の学習スタイルの作成
・授業での学習姿勢、家庭での学習習慣の育成
B具体的な共通指導内容の作成
       ・漢字検定、計算検定等
【H20重点】漢字習得の徹底
          (学校)検定の実施、合格者100%を目指す取り組み
          (家庭)漢字練習
   〔4校確認事項〕
      ・無理をしなくて、継続性のあるもの。
      ・H20年度については、まず漢字検定を実施する。あわせて、各学校での活動実態に
      ついて情報交換をして、4校として取り組むことを決めていく。

      ・漢字検定について
      ・その学年で学習する漢字、それまでに学習した漢字をもとに、10問単位で新旧問題を
      作成し、検定制をとる。
      ・全員実施
      ・学期末や年度末にまとめの50問テストを作成して実施しても良い。
   【生活】
     @現状の把握
      ・あいさつ、ことば遣い、登校マナー、テレビ視聴、家庭での過ごし方、ゲーム、携帯等
A丹陽の子の生活マナーの作成
・学校−あいさつ、ことば遣い、廊下歩行、清掃・給食当番活動 等
・家庭−あいさつ、睡眠時間、朝食摂取、持ち物、遊び、外出 等
・地域−見守り、あいさつ、交通指導 等
     B家庭・地域への啓発資料の作成
【H20重点】あいさつ指導の徹底(学校、児童生徒、保護者、地域の連携)
〔4校確認事項〕
    ・地域、家庭、教師の意識化をはかる方策を探りたい。
    ・あいさつ運動については、月1回の交通安全指導との重ねあわせで実施するの
     が無理がない。場所を決め、地域・保護者に参加者を募る。
    ・小中連携として、中学生が小学校にいくのもひとつの方法。
 
【行事・連携】
@小中連携行事の検討
  ・あいさつ運動、交通安全指導、ごみゼロ運動
A地域参加型の学校行事の検討
・各学校で検討
B地域行事への児童生徒の参加
・公民館行事、地域の祭り、行事の洗い出し
 
C学校行事への保護者の参加率向上策検討
・保護者への啓発方法の共同研究
DPTA活動の連携
 ・PTA活動の情報交換
・保護者の協力体制つくりについて
E(将来的な)幼保との連携
【H20重点】行事の洗い出し、各学校の行事の他校への広報
〔4校確認事項〕
    ・小中の教師の連携もこの部会で検討したい
    
・各校の情報交換と情報発信が大切。
    ・大きな行事だけでなく、学年行事などより多くの保護者に働きかけたい。
    ・小中の交流については、研修会・講演会の講師の交流、授業の参観・実施
     による交流、子ども同士の交流も検討したい。
 
【調査・広報】
@評価も含めた調査活動の充実
     ・各学校のアンケートの検討
A地域・保護者への情報発信の調整 
       ・各部会の発信物の調整・統合→「協議会たより」にまとめる
【H20重点】学校アンケートの調整、協議会たよりの発行
〔4校確認事項〕
   ・HPも検討したい。
   ・健全育成会の啓発活動(標語・ポスターなど)との整合・連携を図りたい。
   ・教員への4校連携活動へのかかわり方も重要
 
 
 
7 学校運営協議会の実施計画 (平成21年度末まで
 時 期
 
協  議  の  内  容
小中合同部会 各学校部会
H19年度内




 
@運営協議会内規、組織の原案作成
A
「丹陽のめざす子ども(案)」「スローガン(案)」「部会目標(案)」の検討
B
運営協議会の設置申請

 
※学校評価(内部評価・外部評価)
・学校評価の分析、来年度の課題
の洗い出し
◎平成20年度教育目標、経営方針、重点目標についての意見交換
  【小中連携を考慮して】
H20 4月




 ※9月
@「子ども像」「スローガン」の決定
A部会ごとに育成計画(案)の作成
    ※部会⇔全体会・各学校部会
     【3年単位での行動計画】

H育成計画(案)の完成
@学校ごとの育成目標の設定
A教育活動への提言
B教育活動の実践報告
C家庭や地域への働きかけ
※学校評価(内部評価・外部評価)
【中間】
 
H21 ※1月 C小中連携活動の立案・実施 ※学校評価(内部評価・外部評価)【最終】
   2月

 


 
D育成計画を踏まえた学校評価。その分 析結果、育成計画を踏まえた来年度の 課題の洗い出し。改善策の検討。
   3月
 
D小中連携を考えた、教育方針等の方向性の検討 E教育目標、経営方針、重点目標につい ての意見交換
※全体会議は、5・7・9・11・2月に開催(予定)。領域部会は全体会後、開催。
    各学校の運営協議会は、全体会のない月に開催。年間10回程度の会議。
 時 期
 
協  議  の  内  容
小中合同部会 各学校部会
H21 4月〜




  ※9月
@各学校の実践、評価を元にして、部会
ごとに育成計画の見直し
    ※部会⇔全体会・各学校部会
     
A小中連携活動の
立案・実施
 
@学校ごとの育成目標の設定
A教育活動への提言
B教育活動の実践報告
C家庭や地域への働きかけ
 ※学校評価(内部評価・外部評価)
【中間】
 
H22※1月   ※学校評価(内部評価・外部評価)【最終】
   2月

 


 
D育成計画を踏まえた学校評価。その分析結 果、育成計画を踏まえた来年度の課題の洗 い出し。改善策の検討。
   3月
 
B小中連携を考えた、教育方針等の方向 性の検討 E教育目標、経営方針、重点目標についての 意見交換