校長室から
                               9月30日(土)【運動会】
 今朝、学校に来て見てビックリ。深夜に降った雨のせいで、グラウンドのあちこちがぬかるみ状態でした。私の家の方は、全く雨が降らなかったので、まさかこんな状態になっているとは……。早速、早出してきた先生方と、ぬかるみに砂を入れる作業に取りかかりました。何とか、予定時刻に開会式を行える状態にでき、ホッと胸をなでおろしました。
 開会式の子どもたちの目の輝きは、やはり格別。「さあ、やるぞ!」という思いが、ひしひしと伝わってきました。そして、すばらしい歌声が会場内に響き渡りました。

 紅白対抗では、午前中、赤組の圧倒的なリード。午後も順調に得点を伸ばした赤組が、白組の猛追をかわして優勝しました。赤組、おめでとう!そして、白組も最後まであきらめないで、よくがんばりました。
 早朝から、たくさんの来賓の方々、地域の方々、そして保護者のみなさまに本校にお越しいただき、最後まで、子どもたちに熱い声援を送っていただきました。ありがとうございました。
                               9月29日(金)【準備完了です】
 いよいよ、運動会は明日となりました。
 どの学年も、最後の練習に励み、演技や入退場の確認をしました。子どもたちの真剣な眼差しから、きっと明日は最高の演技を見せてくれるに違いないと確信しました。子どもたちは、明日のことを思うと、今夜は、ちょっと興奮して眠れないかな?
 午後から取りかかったテント張りなど、PTA役員の方々にもお手伝いをいただき、会場の準備も完了しました。あとは、本番を待つのみ。子どもたちの活躍に、乞うご期待!
 明日は、運動会日和の好天が望めそうです。ぜひ、ご来校いただき、子どもたちに熱い声援を送ってやってください。
                               9月27日(水)【本番間近】
 運動会本番も近付き、練習も最終段階に入りました。
 今日は、開閉会式・歌・応援・紅白リレーの全体練習でした。全員で練習するのは今日が最後。真剣な態度で臨んでくれました。きっと、本番ではさらに素晴らしい姿を見せてくれることでしょう。
 6時間目は、各係の確認と練習。器具係の子どもたちも、当日の立ち位置を確認したり、器具を運んでみたりしながら、本番に備えました。高学年の子どもたちは、自分の出番の「主役」、係としての「脇役」の両方を経験します。それぞれの役が大切であり、成長のきっかけとなります。
 どの子も輝く運動会にしたいと思います。
                               9月26日(火)【耐震工事進む】
 夏休み前から始まった南舎の耐震工事も、順調に進んでいます。
 運動会が近づき、今日は、運動場に張り出していた工事フェンスを取り払い、工事の囲いを縮小していただきました。おかげで、西門を使った登下校時には、今まで子どもたちに不便な思いをさせていましたが、通り抜けができるようになりました。また、運動会の時にも、運動場の周囲を通れるようになりました。
 工事関係の皆さんには、日程的にずいぶん無理を言いましたが、期日に間に合わせていただき、ありがとうございました。
                               9月23日(土)【秋晴れ】
 今日は、正に運動日和の秋晴れ。朝から、あちこち飛び回って、声援を送りました。
 まずは、中学校の体育祭。開会式に整然と並ぶ中学生の姿は、やはり小学生とは違って、たくましく、大人びていました。運営も生徒中心で、すがすがしさを感じました。女子生徒の集団演技のダンス。構成やクラス創作の部分も、なかなか決まっていました。さすが中学生ですね。
 続いて、本校を会場に幼稚園の運動会。何をやっても「かわいい!」の声援。年長さんも、あと半年で小学生。幼稚園のリーダーとして頑張っていました。
 次は、子どもたちから応援のお誘いを受けて、光明寺球技場のピッチで、本校6年生の少年サッカーチームの決勝戦。子どもたちは精一杯に頑張りましたが、それ以上に、お母さんたちの黄色い声援がすごかった!結果は準優勝でしたが、この経験を次の試合に生かしてほしいですね。
 来週は、いよいよ本校の運動会。素晴らしい「秋晴れ」に期待!
                               9月22日(金)【学校ボランティアA】
 日頃、子どもたちの登下校は、「浅井子ども見守り隊」の方々が見守って下さっています。
 今朝、いつものように正門で子どもたちの登校を迎えていると、お二人の見守り隊の方が、正門まで通学班に付き添って来てくださいました。他の班の子どもたちも、このお二人に、「おはようございます!」の声をかけていましたが、ある三人の男の子が『おはようございます。ご苦労さまです!』と元気のよい声であいさつしてくれました。お二人も、思わず『ありがとう』という言葉をこの子たちに返されました。
このやり取りを間近に聞き、私は心が温かくなりました。
 見守り隊の方々に感謝するとともに、この三人に拍手を送ります!ありがとう。
                                9月21日(木)【学校ボランティア】
 今週は天候に恵まれ、運動会の練習も順調に進んでいます。
 今日は、多くの方々に学校支援のボランティア活動をしていただきました。朝は、「ねこのみみ」による低学年への「読み聞かせ」。続いて、PTA役員の方々とキャッツハンドの方々による校内の除草と側溝の泥上げ作業をしていただきました。お仕事や家事の都合をやりくりし、子どもたちのためにお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
 とりわけ、除草と泥上げは、気温も上昇し、みなさん汗だくになって取り組んでいただきました。日頃、子どもたちだけではなかなか手の届かないところへのご支援、まさに「ネコの手」となっていただき、感謝感激です。
                               9月17日(日)【連区敬老会】
 今日は、浅井中学校で連区敬老会が開催されました。
 浅井町の70歳以上の人口は、今年度3,000人を超えたそうです。本校校区にお住まいの方も、およそ1,000人。これからも健康に留意され、さらなるご長寿をお祈りいたします。
 今回の敬老会では、本校校区にお住まいの方々に、9月30日の運動会のプログラムをお渡しいたしました。これは、本校の児童会長の発案です。多くの方に子どもたちの活躍を見ていただき、子どもたちの元気を分けてあげたい、そんな気持ちから、子どもたちの絵や文が入ったプログラムをお渡ししました。ご都合がつきましたら、ぜひお越しください。大歓迎です。
 また、今日の敬老会には、本校の児童12名がプレゼントをお渡しするために参加させていただき、一人一人、自己紹介もさせていただきました。子どもたちに、地域の中での活躍の場を与えていただいた連区の関係者のみなさまに、心よりお礼申し上げます。
                               9月15日(金)【TV番組から】
 昨夜のNHKテレビ番組「プロフェッショナル」をご覧になられた方も多いと思います。
 脳神経外科医の上山博康先生の生きざまが紹介されました。番組の途中、上山先生が涙を流しながら、言葉を詰まらせる場面がありました。「私に命を預けられた患者さんに、手術で応えることができなかった申し訳なさ。家族の無念さ。それを思うと……。」と語る上山先生。その失敗に打ち勝ち、今も手術に情熱を傾けられるのは、「プロとしてのプライド」だそうです。そんな上山先生の姿勢に、大いに感銘を受けました。
                               9月14日(木)【運動会の練習】
 このところ雨が続き、運動場が使用できないことも多く、屋内運動場での練習が中心です。
 今日の午後は天候も回復し、高学年が少しゆるんだ状態の運動場に出て、組み立ての練習をしました。本番に自分が立つ位置を覚えないと、整然とした集団演技ができません。子どもたちは、指導の先生の指示をしっかり聞き、演技ごとに立つ位置を確認していました。
 今週末から来週にかけては、台風13号の影響も考えられます。晴れ間をぬいつつ、できる時に、できる練習を積み重ねていきたいと思います。体操服が汚れて迷惑をかけますが、子どもたちのがんばりに声援を送ってやってください!
                               9月13日(水)【緊急連絡の方法】
 先日、各ご家庭にアンケート調査をさせていただきました。非常時や急な予定変更など、学校からの緊急連絡を、どんな方法で受信するのが都合がよいか、回答いただきました。
 90%以上の方が、携帯電話のメール機能を活用した「一斉配信」を希望されました。もちろん、連絡網による「電話連絡」を希望された方もあります。緊急連絡について学校として一番に考えることは、「全家庭に、正確かつ迅速に情報を伝えること」です。本日、再度、お子様を通して、緊急連絡に関する調査用紙を配布いたしました。それぞれのご家庭のご希望をよくつかみ、台風接近時の対処、運動会の開催の有無、不審者情報など、いざという時に備えたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
                               9月12日(火)【『ハチドリのひとしずく』】
 8月29日のこの欄でご紹介した『ハチドリのひとしずく いま、私にできること』の本が私の手元に届きました。
 これは、南米アンデス地方の先住民に伝わる話です。そして、わずか17行しかない詩です。しかし、その行間には、たくさんの言葉が隠されています。それをどう読むかは、読み手に委ねられています。
 ハチドリの「クリキンディ」の姿から、「自分はどうするのか」、そんな問いが自分自身に向けられます。ぜひ、みなさんも、この詩とその行間を味わってみて下さい。
                               9月11日(月)【先生も勉強です!】
 今日は、本校に愛知教育大学教授の志水廣先生をお招きしました。
 私たち教師が、どのように子どもたちに接し、どのように授業を組み立てていけばよいのか、午前中にいくつかの学級で、実際の授業を見ていただき、ご意見やご指導をいただきました。「あの場面では、こうした方がよかったのではないか」「あの説明で、子どもたちは理解できただろうか」……。私たち教師に対して、たくさんのアドバイスをいただきました。今後、それを生かせるよう、「先生も勉強」です!志水先生からは、子どもたちの明るく真剣な授業態度にお褒めの言葉もいただきました。
 午後には、一宮市内の先生方も多数参加し、5年2組で志水先生による算数の「示範授業」をしていただきました。子どもたちは、始めは少々緊張気味でしたが、だんだん慣れるにしたがって、積極的に発言しました。(5年2組の子は、本当によくがんばりました!)
 授業後の講演会では、私たち教師が、子どもたちにどんな支援をしていくことが必要なのか、熱い思いを語っていただきました。その一つ一つを生かせるよう、「先生も毎日が勉強」です。
                               9月 8日(金)【草取り&洗濯実習】
 夏休み中、運動場の周りや花壇、畑は、ビッシリ伸びた雑草で埋め尽くされていました。
 今週は、子どもたちの昼の清掃活動は除草が中心でした。しっかりと根の張った雑草は、子どもたちにとっては、なかなか手強い相手です。それでも、手や道具を駆使して、いっしょうけんめいに雑草と対決。1週間で、校内のあちらこちら、ずいぶん除草でき、見違えるほどきれいになりました。しかし、まだまだ来週も悪戦苦闘の日々が続きそうです!
 午後、6年2組の家庭科の授業は、洗濯実習でした。洗濯機は使わないで、手洗いの実習です。校舎内には、クラス一斉に洗濯する場所がないので、外の手洗い場・足洗い場を利用。午前中の体育で使用した、汗の染み込んだ体操服、汗をぬぐったタオルやハンカチなど、洗剤をつけてゴシゴシと手洗い。初めて経験する子も多いはず。ほとんどの子どもたちは、ふだんは、きっと洗濯機の中にポイッと放り込むだけの生活だと思います。あとは誰かが洗濯機を動かし、干して取り入れ、たたむ・・・自分はそれを着るだけ。そんな生活をしている子どもたちだからこそ、少々古いやり方の洗濯を経験するのも価値があります。この経験、生活の中できっと役立つことがあるよ!
                               9月 7日(木)【美浜少年自然の家に行って来ました】
 ひまわり学級は、6日(水)〜7日(木)、1泊2日で知多半島の『美浜少年自然の家』へ宿泊学習に行って来ました。天候が心配されましたが、2日間とも、行動する際にはほとんど雨が降りませんでした。さすが、ひまわり学級のみんなの心がけの良さですね!
 6日は美浜に行く途中に立ち寄った「南知多ビーチランド」で、アシカショーやイルカショーを見たり、ペンギンにさわったり、ウミガメに餌をやったりしました。アシカの音楽演奏会、イルカの大ジャンプ、ウミガメの大きな口……すごかったよ!
 さて、『美浜少年自然の家』では、ゆったりした時間を過ごしながら、昨夜はキャンドルサービスを楽しんだり、今日は海岸で貝殻拾いをしたりしました。体調を崩して参加できなかった友達に貝殻のプレゼントをしたいと思います。
 寝食を共にした2日間。さらに、ひまわり学級のきずなが深まりました。
                               9月 5日(火)【ご存知ですか?】
 一宮市の「市の花」と「市の木」をご存知ですか?
 このほど、合併後のシンボルとなる「市の花」「市の木」が市民投票により決定されました。「市の花」は『キキョウ』、「市の木」は『ハナミズキ』です。市の広報でもお知らせがあったので、ご存知の方も多いかと思います。それぞれ、よく知られた花や木ですので、市内の公園や一般家庭の庭にも植えられ、目にされることもあると思います。
 我が家にもハナミズキが1本植えてありますが、現在、秋の七草の一つであるキキョウは植えてないので、これからぜひ植えたいと思います。私の家は木曽川町にあります。合併前の葉栗郡木曽川町時代、木曽川町の花は『スイセン』でしたので、庭には何株かのスイセンが植えてあります。スイセン同様、キキョウも植えて鑑賞したいと思っています。
                               9月 4日(月)【自由研究作品発表展】
 朝夕は、めっきり秋らしくなりましたが、日中の日差しは真夏並みです。
 今日から6日(水)まで、夏休みの「自由研究作品」の発表展を北館1階にて開催しています(午後1時〜午後4時)。工作、図画、習字、研究レポートなど、それぞれの子が思い思いに創り上げた作品が展示してあります。どんな作品も、悩み、考え、調べ(つくり)、まとめる(仕上げる)過程があったと思います。作品そのものも大切ですが、私は、それを創り上げる過程にこそ重要なものがあると考えます。つまり、次に生かせる知識や技能をその過程で培ったか否かです。
 例えば、何かについて研究レポートをまとめる過程には、まず「何について調べるのか」自分なりの疑問点・出発点が必要です。そして次には、「どうすれば調べられそうか」、「実際に調べてみる」、「分かったことをどんな形にまとめるか」、「どんな工夫をすれば分かりやすく人に伝えられるか」を考えることへと、どんどん学習の幅が広がり、深まっていきます。完成作品が次の機会につながる力をつけてくれます。
 日々の学習の中でも、「?」を持つことが、「!」につながる。今朝の集会で、子どもたちにそんな話をしました。
                                9月 1日(金)【今日から2学期】
 42日間の夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。
 2学期は、子どもたちの心と身体が大きく成長する時期です。日々の学習とさまざまな体験を積む行事(「運動会」「展覧会」の二大行事を始め、遠足や6年生の修学旅行、ゆずりんコンサートなど。)が、子どもたちの成長のための栄養源となります。どの子にとっても、成長のための場がたくさんあります。それを最大限生かせるよう指導、支援していきたいと思います。
 私は、子どもたちの成長のためには、成功体験だけでなく、失敗体験も極めて大切だと考えています。成功した時に、大いにほめるのは当然ですが、失敗した時に、叱るだけでなく、どんな声をかけるのか、次への意欲をどう喚起するのかが重要なカギです。どうか、そんな目で子どもたちの成長を見守ってやってください。

平成18年9月