平成18年11月

                          11月30日(木)【間もなく人権週間】
 12月4日〜10日は人権週間。1948(昭和23)年12月10日に、国際連合総会で『世界人権宣言』が採択されたのを記念するものです。今朝は、臨時の全校集会をもち、「人権」に関わる話をしました。
 まず、全校の子どもたちに、「人に言われて嫌な思いをした言葉」や「人に言って傷つけてしまった言葉」など、いじめやトラブルにつながる言葉を思い浮かべてもらいました。それらの言葉を私が用意した袋の中に封じ込めました。ずっしりと重い!袋の口を力持ちの仙石先生にギュッときつく、きつく縛ってもらいました。
 次に、「人に言われて嬉しかった言葉」や「人に言って喜んでもらった言葉」を思い浮かべてもらいました。尋ねてみると、「ありがとう」「すごい」「上手だね」など、短くても心に響く言葉ばかりでした。学校中に、こんな言葉が飛び交えば、きっといい人間関係が築けると子どもたちに訴えました。
 最後に、昨日、志賀内さんからいただいた小冊子『見えないものに価値がある』の中から「小さな勇気」を朗読させていただきました。「ギブ アンド ギブ」の精神をぜひ、との願いを込めて。
                          11月29日(水)【ギブ アンド ギブ】
 以前この欄で紹介した志賀内泰弘さんを覚えている方も多いと思います。そう、中日新聞コラム『ほろほろ通信』の執筆者です。本日、志賀内さんから、小冊子をいただきました(写真)。
 今、「いじめ問題」が大きな社会問題化しています。その対応として、どうしても「人に○○してはならない。」という側面だけが強調されがちです。もちろん、「人に○○してはならない。」ことは極めて大切です。しかし、見落としてならないのは、積極的に「人に○○してみたら。」という側面です。
 志賀内さんは「
キブ アンド ギブ」を提唱されています。「ギブ アンド テイク」ではありません。見返りを求めない行為、さりげないサポート行為、それが「ギブ アンド ギブ」です。それができる人を「プチ紳士・プチ淑女」と呼びます。今の世の中に、この「キブ アンド ギブ」の精神が満ちあふれることが、いじめのない素敵な人間関係を築くヒントであるような気がします。昔から言われる「気遣い」「心配り」といった日本人の美徳に近い感覚かも知れません。「できることをできる人がする」……「ハチドリのひとしずく」にもつながります。子どもたちにも呼びかけたいと思います。
                          11月28日(火)【家庭教育講座へのお誘い】
 本校では、12月4日(月)14:30〜16:00に、「いま・ここ家庭教育講座」として、教育講演会を予定しています。講師の先生は、犬山の日本モンキーセンター獣医師・木村直人先生です。「健やかな子どもたちを育むために〜サルの子育てから学ぶ〜」と題して、「サルの生態から考える人間の世界」をお話しいただきます。
 昨日、その打合せのため、木村先生に本校にお越しいただきました。そして、パソコンのプレゼンテーションソフトを使って、当日のご講演内容をあらかじめ伺いました。どれもこれも興味津々、そして「なるほど」、「うん、うん」とうなづける内容ばかりです。きっと皆さんも、「元気」と「子育てのヒント」がたくさんいただけると思います。
 できる限り多くの方々にお話をお聴きいただきたいと思います。ぜひお申込みください。(当日受け付けでも構いません。)
 
                          11月27日(月)【宮沢賢治の世界を学ぶ】
 6年生は国語の時間に宮沢賢治について学習しています。
 今日は、特別に講師の先生をお招きして、「宮沢賢治の世界」について学習しました。お招きしたのは、高校や大学で国語を教えてみえる太田昌孝先生。先生は、「宮沢賢治学会」や「日本民俗学会」の会員でもあり、長年、宮沢賢治についての研究を進めていらっしゃいます。
 ふだん教えてみえる高校生や大学生とは勝手が違うとは思いますが、「小学校の先生になりたかった。」とおっしゃるとおり、6年生の子どもたちをどんどん宮沢賢治の世界に引き込んでいただきました。
 最後には、賢治の言葉を引用し、子どもたちに熱いメッセージを送っていただきました。『決して完璧にやりとげるだけが立派なことではないんだよ。なにかをやろうとして苦しみ、懸命になることこそが大切なんだよ。』
 この機会を通して、宮沢賢治についての興味や関心をふくらませた子どもたちがたくさんいます。ありがとうございました。
 
                          11月24日(金)【ハードル】
 午後は日差しもあり、暖かくなりましたが、運動場には冷たい風が吹き抜けていました。
 そんな中、6年生がハードル走に挑戦していました。リズムよく、同じ歩幅でハードル間を走り抜けるのは、結構難しいものです。自分の目標タイムに迫るためには何が必要か、子どもたちは考えながら挑戦していました。振り上げる脚をいかに真っ直ぐ上げるか、振り上げた脚をいかに早く下ろすか、上体を前に倒すタイミングは……。
 それぞれの課題に向かって、考えながら挑戦する姿は、人生のハードルを駆け抜けるのと同じです。来年、中学校に進学すれば、今まで以上にハードルの間隔も、高さも、それぞれ人によって異なってきます。しかし、越えるべき時に越えなければならないハードルがいくつもあります。そのための技術と精神力、大いに鍛え、磨いて欲しいと思います。
                          11月23日(木)【植物を育てることは、心を育てること】
 北館の南の中庭に、鉢やプランターに植えられたパンジーが、さまざまな色をつけて咲いています。
 卒業式まであと4か月。このパンジーは卒業式の会場を飾るためのものです。卒業式には在校生として出席するのは4・5年生。1〜3年生は、直接参加することはできません。そこで、「卒業を祝う心」を美しい花で表したいという願いを込めて、1〜3年生が育てています。
 卒業式に合わせて育てるためには、管理が必要です。今、十分に咲かせてしまっては、卒業式を飾れません。今後、適度に花を摘む必要があります。卒業式までの間、1〜3年生は、水遣り・花摘み・肥料……思いを込めて育てていきます。
 「いじめ」問題が大きな社会問題にもなっている昨今。「思いを込めて植物を育てる」ことは、本校の大切な教育の一環です。
 10月30日(火)のこの欄で「心つなぐもの」と題して紹介したカエデの盆栽が色づきを増してきました。
 このカエデは、しばらく校長室で管理していましたが、冷え込みがきつくなってから、職員玄関前の階段に置いていました。校庭の木々の紅葉が進むと同時に、今このカエデも美しい色合いを見せてくれています。
 このカエデには、贈っていただいた人の心が通っています。そう、耐震工事の進む間、子どもたちの安全を見守っていただいたガードマンさんの、子どもたちへの思いがこもっています。

 あのガードマンさんが、今、どこの現場で働いてみえるのか、私には知る余地もありませんが、きっと今日もどこかで道行く人の安全を守ってみえることだと思います。
 カエデを眺めながら、人に思いをはせ、温かな気持ちになりました。
                          11月22日(水)【寒さに負けない体を】
 展覧会が終わり、2学期も残りあと1か月。季節は間違いなく冬に向かっています。
 校庭では、4年生が縄跳びで体力づくりをしていました。前跳びで何分間跳び続けることができるか、持久跳びに挑戦中でした。一人、二人と、縄が絡まって止まる人が出てきます。しかし、中には、5分間以上も跳び続けている人がいました。すごいなあ〜!
 よくよく観察してみると、その人の跳び方は、無駄がなく、変に力も入っていません。楽しそうに跳んでいます。そして、そのフォームが実に美しいのです。美しさには、ちゃんと理由があるものです。どうすればその人の跳び方に近づくのか……。ぜひ発見してみてください。
 縄跳びやジョギングで大いに体力、持久力をつけて欲しいと思います。
                          11月21日(火)【京都を訪ねて】
 私事ですが……休日を利用して、京都を訪ねました。
 紅葉シーズンたけなわ。しかし、今年の京都は、時期がまだ少し早かったようです。それでも、私が訪れた庭園は、十分に鑑賞にたえる紅葉でした。庭園を眺めながら、自分自身が「日本人」であることを強く意識しました。この庭園を作った人々の時代と今の私たちの時代、全く異なる時代に生きていながら、日本人の心の中に流れている共通の美意識。

 左の写真は「詩仙堂」。詩仙の間から眺める庭に、しばし時を忘れます。庭園の奥からは、時折り、静寂を破るように、一瞬の「ししおどし」の響き。小雨まじりの寒い日で、底冷えがしましたが、かえって私の心にはピンと張り詰めた緊張感が生まれました。人工的に作り出された自然ではありますが、自然の中に引き込まれ、同化していくこの感覚。江戸時代の人々も、この庭を眺めながら同じような感覚を持ったことでしょう。
 平日は、なかなかそんな感覚に浸ることなどできませんが、せめて休日の、ほんのひと時でも意識的に味わいたいと思っています。
                          11月18日(土)【展覧会開催】
 『展覧会 みんなのげいじゅつ ぴかぴか光る』のスローガンの下、展覧会を開催しました。朝から、たくさんの保護者、地域の方々にお越しいただきました。それぞれのコーナーを熱心にご鑑賞いただき、ありがとうございました。
 低学年の可愛く、のびのびとした表現、中学年の工夫を凝らした表現、そして、高学年の確かで細かな表現、ひまわり学級の楽しい表現……どのコーナーも見ごたえがあったと思います。「すごいな〜!」「いいなあ〜!」「素敵だなあ〜!」「上手だね〜!」など、会場には、あちこちで感嘆や賞賛の声が上がっていました。午後の鑑賞では、一緒に鑑賞する家族に、自分の作品を一生懸命に説明する子どもたちの微笑ましい姿も見られました。
 また、今年度の歩みを紹介する写真コーナーでは、展示されている子どもたちの活躍ぶりをカメラにおさめる方も多くみえました。
 今夜は、「展覧会」をおかずに、夕食を囲みながらの一家団欒をぜひお楽しみください。
                          11月17日(金)【秋色濃く】
 今週は、朝夕の冷え込みがきつく、晩秋を実感する毎日です。
 正門わきの庭園のドウダンツツジも、ようやく真っ赤に染まり、タマツゲなどの常緑樹とのコントラストが鮮やかです。(展覧会にお越しの際に、ぜひ味わってみてください。)
 校内のサクラは、ほとんど落葉しましたが、残った葉は燃えるような赤色で、時折り、風に吹かれてヒラヒラと舞い落ちています。それにつれて、11月2日のこの欄で紹介したヤドリギが、いっそうその存在を誇示するようになってきました。
 登校してくる子どもたちの服装も、まだTシャツ1枚で頑張っている子もいますが、ジャンパー、マフラー、手袋……だんだん冬の服装に変わってきました。中間放課や昼放課には、一輪車、ドッジボール、縄跳びなどで体を動かす子どもたちの姿があります。冬に向かって、寒さに負けない丈夫なからだをつくって欲しいと思います。
                          11月16日(木)【感謝!感謝!】
 昨日、この欄で紹介しましたように、ボランティアグループ「キャッツハンド」の皆さんに、展覧会会場の飾り付けのお手伝いをいただきました。
 4月の入学式からこれまでの子どもたちのさまざまな姿を整理した写真を、台紙に手際よく、そして、ていねいに貼り付け、掲示していただきました。写真の配置や周囲の花飾りなどを工夫していただき、見やすい展示コーナーができました。子どもたちの作品とともに、ぜひ会場でご覧いただきたいと思います。

 同時に、「キャッツハンド」、「ねこのみみ」、「子ども見守り隊」など、日頃本校がお世話になっている保護者や地域ボランティアの皆さんの活動を写真で紹介するコーナーも作っていただきました。会場にお越しの際には、あわせてご覧ください。
                          11月15日(水)【全学級読み聞かせ】
 今朝は、本校のお母さん方のボランティアグループ、「ねこのみみ」の皆さんによる全学級読み聞かせが行われました。
 どの学級にも、お一人ずつ入っていただき、絵本の読み聞かせをしていただきました。感情を込めて読まれる絵本の世界に、子どもたちはどんどん引き込まれ、目が輝きます。真剣に聞き入る子どもたちの姿に、お母さん方の読み方は、ますます熱を帯びます。

 日ごろ学校では、朝読書、読書週間などを通して、子どもたちの読書への意欲を喚起していますが、「ねこのみみ」の皆さんによる読み聞かせの機会も、重要な読書指導の一つとなっています。子どもたちのためにお時間を割いていただき、ありがとうございました。
 また、引き続き、ボランティアグループ「キャッツハンド」の皆さんに、展覧会会場の飾り付けのお手伝いをしていただきました。
 さまざまなところにご協力をいただき、本当にありがとうございます。
                          11月14日(火)【近づく展覧会】
 いよいよ展覧会が近づいてきました。
 会場の屋内運動場は、次々に子どもたちの作品が展示されつつあります。どの学年の展示コーナーも、小さな芸術家たちの平面作品(絵画や絵手紙など)と立体作品(工作・彫塑など)を鑑賞しやすいように、工夫を凝らした展示を進めています。
 このところ、寒さが本格化し、屋内運動場は深々と冷え込む毎日ですが、連日、子どもたちの作品が引き立つような展示にしようと、先生方が夜遅くまでかかって作業をしています。

 18日の土曜日は、ぜひ展覧会会場にお越しください。そして、小さな芸術家たちの作品に込められたさまざまな思いを、存分に感じていただきたいと願っています。そして、ぜひ子どもたちに賞賛の声をかけてやってください。
                          11月13日(月)【旧来の友を訪ねて】
 先日来、急な冷え込みで、朝夕は一気に冬がやって来た感じがします。
 私事ですが、11日(土)、旧来の友を訪ねて下呂に行って来ました。高校時代の同じ部活(山岳部)のメンバーで、現在は下呂に住んでいる友とは、卒業以来、久しく会っていませんでしたが、飛騨の紅葉を見に来ないかという誘いに乗って、日帰りで会いに行って来ました。
 下呂にほど近い古刹・「禅昌寺」を訪ね、真っ盛りの紅葉やお抹茶を肴に、ゆったりとした時間を過ごしました。昔話や自身の近況を語り合いながら、数十年間の空白を全く感じないで過ごした時間は、私にとっても友にとっても貴重なひと時でした。お互いに、それなりに年齢を重ねましたが、まさに「持つべきものは友」です。
 帰り際、友と別れた私は、川辺の露天風呂につかりながら、しばし幸せな気分を満喫した休日でした。
                          11月12日(日)【浅井町ピカピカ大作戦!】
 今日はよく晴れましたが、吹きつける風は冷たく、冬の到来を予感させるような日です。
 そんな中、今年度の『浅井町ピカピカ大作戦』が行われました。小中学生・保護者・地域の方々を含め、全町で3,600人ほどの参加者。午前9時から10時まで、地域の公園や広場、堤防などのごみ拾いを一斉に行い、ピカピカの浅井町となりました。
 私も校区内を回りましたが、堤防道路の両側の斜面には、思いも寄らない粗大ごみをはじめ、空き缶やペットボトル、発泡スチロールのトレイや紙くず、タバコの吸殻……さまざまなごみが散らばっていました。それだけ捨てる人がいるという現実。一緒にごみ拾いをした子どもたちも、どうしてこんなごみがこんなところにあるの?といいながら、拾ってくれました。
 「ハチドリのひとしずく」のごとく、ひとりひとりが意識を持ちたい。

 
                          11月10日(金)【恐竜出現!】
 学校にティラノザウルス出現!
 校内を歩いていると、突然、恐竜ティラノザウルスに出っくわしました。子どもたちの身体より大きな恐竜が、ぬっと立っているではありませんか。それは、ひまわり学級の展覧会出品の制作物でした。ペイントスプレーを使って、本物そっくりに色づけ作業中でした。屋外でのペイント作業を、臭いを気にしながらも、楽しそうに作業しているひまわりっ子たち。陽光に輝く恐竜ティラノザウルスは、迫力満点でした。ひまわりっ子たちが作り上げる恐竜ワールドを、展覧会本番でぜひお楽しみください。
 どの学年、どの学級の子どもたちも、自分の思いを作品に託し、せいいっぱい制作しています。11月18日の展覧会にご期待ください。
 
                          11月 9日(木)【研究発表会A】
 この時期は、全国各地で教育に関わる研究発表会が多数開催されます。
 昨日は、「愛知県社会科教育研究大会」が北部中学校を会場に開かれました。私もスタッフの一員として参加させていただきました。
 研究会に先立ち、授業公開もあり、久しぶりに中学校の授業に接することができました。落ち着いた中にも活気のある学級が多く、大勢の参観者に気後れすることもなく、授業に集中していました。さすが中学生ですね。
 研究会の最後には、愛教大名誉教授・魚住忠久先生のご講演を聴くことができました。今の時代をどうとらえるのか。だからこそ社会科という教科が何をしなければならないのか、次代を担う子どもたちに、何を、どう教え、学ばせていくのか……。さまざまな視点を与えていただきました。ご講演を通して、私が日頃考えていたことを明確にできたり、新たな見方・考え方を示唆していただいたりすることができました。
                          11月 8日(水)【研究発表会】
 昨日は、丹陽南小学校の食育推進事業研究発表会に出かけました。本校も、この研究の協力校として、日頃の取り組みについてパネル展示に参加しました。
 最近、さかんに「食育」が話題になります。それだけ世の中に、「食」に関する問題が多くなっているということです。「朝食をとらない生活」、「ファーストフードばかりの食生活」、「食品添加物など、食の安全に関する問題」など、さまざまです。
 丹陽南小学校では、すべての学年が地域の方々の協力を得ながら、系統的・計画的に「食」を学んでいます。実践発表の中から、本校でも参考になる部分を取り入れていきたいと思います。 
                          11月 7日(火)【寒くなりました】
 今朝は急に冷え込み、子どもたちの登校時には、嵐のような強風が吹きつけました。帽子を飛ばされないように、頭を押さえながら登校する子どもたちが多くいました。この風で、校庭のサクラの落葉が一気に加速しました。
 思えば、もう11月も一週間過ぎるわけですから、冷え込みもこれから本格的になり、冬を迎える頃です。当然といえば当然ですね。10月が雨も少なく、暑いぐらいの陽気が続いたため、急な冷え込みに身体がついていかないこともあると思います。これからは、一雨ごとに気温が1度下がるといいます。寝冷えして風邪などひかないように気をつけたいものです。

 展覧会が近づいてきました。屋内運動場では、展示用間仕切りの木枠組みが行われています。子どもたちの作品制作も佳境に入っています。
 展覧会は、11月18日(土)9:00〜16:00です。小さな芸術家たちの素晴らしい作品をぜひご覧ください。
                          11月 6日(月)【喜びにわく】
 今朝の全校集会では、いくつかの表彰を行いました。
 まず初めは、先日の小学校サッカー選手権大会で準優勝を収めたサッカー部。表彰のあとで、全員に一言ずつ感想を話してもらいました。「決勝まで行けて良かった。」「次の大会には優勝したい。」など、それぞれの選手が喜びの声や今後の抱負を発表しました。
 続いて、浅井中学校区健全育成会が募集したポスター・標語の入選者の表彰。優秀作品は、校区内に掲示されたり、正門前の立て看板になったりしていますので、ぜひご覧ください。
 さらに、浅井少女スポーツ少年団のソフトボール大会優勝の表彰。優勝旗に低学年の子どもたちから大きな歓声が上がりました。ソフトボールチームの選手にも、一言ずつ感想を話してもらいました。
 今後も、浅井北小の子どもたちが、それぞれ自分の得意分野でその力を発揮し、輝いてくれることを大いに期待しています。
                          11月 4日(土)【どんぐり読書週間】
 みなさん、3連休中、どのようにお過ごしでしょうか?
 本校は、11月13日(月)まで、『どんぐり読書週間』です。図書委員会では、週間中にどれだけ本が読めたか、低学年は冊数、高学年はページ数で目標を設定しています。「読書は心の糧」といいます。単に知識を増やすだけでなく、ものを考える力や想像力を伸ばすのにも有効です。
 私も、少年時代に読んだH・G・ウェルズの宇宙ものの本は、いまだに心に焼き付いています。火星人に思いをめぐらし、宇宙への興味・関心がわいたものです。現在は、好きな作家は五木寛之さんです。高校時代から読み始め、もう35年になります。彼の出版物のほとんどを読んでいます。そして、彼の考え方は、確実に今の自分に大きな影響を与えています。今後も、作家やジャンルにとらわれず、読書量を増やしたいと思っています。
 みなさんも、ぜひ『読書の秋』を。
                          11月 3日(金)【やった!準優勝】
 今日も素晴らしい秋晴れの下、サッカー選手権大会の準決勝・決勝戦が行われました。
 今伊勢小との準決勝を危なげなく勝ち上がり、優勝候補筆頭の大和東小との決勝戦。

 相手の速くて正確なパス回しに、苦しめられ、わがチームの良さを生かし切れないままに終了のホイッスル。
 結果は
準優勝。ベストは尽くした!胸をはれ!3日間、声援をいただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
                          11月 2日(木)【ヤドリギ】
 学校の北庭、給食コンテナ車の出入り口の上に枝葉を伸ばすサクラの大木があります。
 最近、落葉が進むにつれて、枝の一部に緑のかたまりが目立つようになってきました。はっきりとその姿を現してきたのは『ヤドリギ』です。時々、道行く人に「あれは何ですか?」と尋ねられることも多く、このヤドリギについて、インターネットなどでいろいろ調べてみました。
 ヤドリギは、落葉高木に寄生する常緑樹で、鳥によって運ばれた果実が発芽し、その根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収します。サクラにとっては、「礼金・敷金・家賃」もなく、勝手に住みつかれるわけですが、サクラとヤドリギがちゃんと共存している自然界の不思議に、何かほのぼのとしたものを感ずるのは私だけでしょうか。
 私の根っこも、地面についているようで、実はこれまで出会ってきた人々に寄生し、影響を受けながら生きているようにも思えます。
                             11月 1日(水)【就学時健康診断】
 昨日は、来年度入学予定児童の「就学時健康診断」が行われました。
 保護者に付き添われ、緊張気味の年長さん。それぞれの園では最年長者ですが、小学校に入れば最年少者となります。各種の検査会場に引率する6年生児童からは、さかんに「かわいい!」と声が上がりました。
 入学まであと5か月。以下の点に気をつけ、4月の入学を迎えてほしいと思います。
 @「早寝・早起き・朝ご飯」の生活リズム。
 A「おはようございます」「ありがとう」「ごめんなさい」「さようなら」など、基
   本的なあいさつの習慣。
 B人の話を黙って、しっかり聞く姿勢。
 ぜひ生活習慣とコミュニケーションの基礎・基本を身に付けさせてください。
校長室から